糖転移ビタミンP (αGヘスペリジン) とは

糖転移ビタミンP (αGヘスペリジン) とは

構造および製造方法
αGヘスペリジン(糖転移ビタミンP)は、ヘスペリジンにブドウ糖を結合させた物質で、小腸内の酵素によりヘスペリジンとブドウ糖に加水分解されることが確認されています。ヘスペリジン(ビタミンP)はポリフェノールの一種で、柑橘類に多く含まれ、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などがあるといわれている物質です。α-グリコシルヘスペリジン(αGヘスペリジン)は、ヘスペリジンにグルコースを付加し、カラダへの吸収性を向上させたものである。 αGヘスペリジンは、ほとんど水に溶けないヘスペリジンの有益な機能を保持しつつ、水やアルコールへの溶解性を格段に高めた製品で、食品添加物として許可済みです。

【水溶性ビタミンPとして健康食品に最適】

●αGヘスペリジン=糖転移ビタミンP

αGヘスペリジンはこのビタミンPに糖を結合させ、水への溶解性を格段に高めた物質で糖転移ビタミンPともよばれます。つまりαGヘスペリジンはビタミンPの良さを残したまま、摂取しやすく、しかも飛躍的に体内へ吸収しやすくしたものです。

●ビタミンPは有益な物質

ヘスペリジン(ビタミンP)はポリフェノールの一種で、毛細血管の強化、血圧上昇抑制、血中中性脂肪値の改善、血中コレステロール値の改善、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などの効果があるといわれています。

●おいしさを増強する効果

αGヘスペリジンは柑橘類の苦味成分であるナリンジン、茶の渋味成分であるカテキン、野菜の青臭みであるヘキサノールなどの呈味を低減することにより、味質を改善する効果があります。この他にも、魚介類や生薬、ビール酵母エキス粉末、ニラ、ニンニクなどの香辛料野菜、納豆などの独特の風味を持つ食品など、多くの食品の味質を改善する効果があります。

●高い水溶性と吸収性

ヘスペリジンは、有益な機能を持つものの100mlの水に0.002gと水にほとんど溶けない欠点がありました。ヘスペリジンに酵素によりブドウ糖を結合させたαGヘスペリジン(糖転移ビタミンP)は、100mlの水に約20gと水への溶解性を10,000倍以上向上させることができます。これにより、従来のヘスペリジンでは難しかった用途にも利用可能になりました。また、従来のヘスペリジンは難溶性のため消化管内で不溶化してしまい吸収されずに排出される可能性が高かったのですが、αGヘスペリジンは可溶化していることにより、小腸などでの吸収性が向上することが期待できます。

●健康志向の高まりで注目を集めるビタミンP

近年、健康志向の高まりにより、健康食品やサプリメントに人気が集まり、その中でマスコミなどを通じ、ビタミンPも話題となってきています。これまであまり知られていなかった有益なビタミンPに人々の関心が今後いっそう高まると期待されています。

糖転移ビタミンP(αGヘスペリジン)の生理活性

1.血流改善効果(冷え症改善効果)
血圧降下作用、高脂血症抑制作用、コレステロール低減作用

2. 抗炎症作用

3. 発ガン抑制作用

4. リウマチ症状改善効果

糖転移ビタミンP(αGヘスペリジン)の冷え症改善効果

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